私たちについて

理事長よりメッセージ

当院の医師採用ページをご覧いただきありがとうございます。
医療法人社団モルゲンロート理事長の小暮 裕之です。

「未来を担う子どもたちのために できることはないか」
これが私がこの途に入ったきっかけです。

私の両親は獣医師で埼玉県の自宅の1階で開業していました。両親が働いている間、私は三兄弟の長男として妹たちの遊び相手をしながら、階下の病院から飼い主さんが感謝を伝える声をきき「人に感謝される仕事がしたい」と思うようになりました。

研修医時代も、診療科に寄らず「人を診る」のが医師という思いから、ありとあらゆる科を学び、最終的に小児科を選んだのは、小児科医不足の社会問題を解決したいという思いと、小児科ならではの家族に愛されている子供たちを救う仕事をとても尊いものだと思ったからです。

しかし、集中治療室で重篤な子供たちに接するうち「子供たちがこんなに苦しむ前になんとか救ってあげられないか」と考えるようになり予防医療、町のクリニックでの一次医療に関わりたいと、医師になって8年目に勤めていた病院を退職し開業しました。

「家族に何かあっても、ここに行けば安心」 と思っていただける存在になりたい。

そのために病児・病後児保育施設を併設していますし、仕事と育児を両立する親御さんを職員も含め手厚くサポートしたいと考えています。

そして当院の診療方針は「自分の家族を診るように患者さんへの診療に当たる」です。マニュアルをあえて少なくしていますが、最良の医療を患者さんへ提供するために自然とガイドラインを参考にしますし、前向きなディスカッションが自然発生しています。

一人ひとりでは小さな力でもチームになることで大きな目的に向かうことができます。

こうした想いに共感してくださる専門医の方なら経験は問いません。将来、開業を志している方も歓迎しています。全ての方が笑顔で暮らせる地域を、共に創っていきましょう。

ミッション:笑顔で安心して出産や子育てができる社会を創る

2023年9月で開院13周年を迎え、今に至るまで、有明・豊洲・勝どき・田町芝浦の湾岸地域および千葉県柏にお住まいの皆様のご支援が大きな力となりました。

当初は「国内の乳幼児(1-4歳)死亡率が先進国でワースト2位という現状を改善する」ことをミッションとして2010年9月に有明院を開院。

日々正確な診療を行い早期に治療することはもちろんの事、当時の乳幼児の死因の第1位であった不慮の事故の予防や、世界に比べて遅れていた国内の予防接種を先進国のレベルまで引き上げることなど、町の小児科クリニックとしては一般的ではなかったことも並行して取り組みました。

国内の予防接種が年を追うごとに発展していった背景もあり、乳幼児死亡率はどんどん低下していくことができました。

診療の中で地域の皆様のニーズを伺っているうちに、共働きの多いこの有明・豊洲・勝どき・田町芝浦の湾岸地域でまだまだ出産や子育てが安心してできる環境ではないということを感じるようになりました。

国内でも出生率の低下、人口減少は深刻な課題となっています。

そのため当院のミッションを「笑顔で安心して出産や子育てができる社会を創る」という方針へ変更、当初の乳幼児の死亡率低下から出生率の上昇という方向へ大きく転換したのが2015年です。

ビジョン:共に成⻑し、共に創る幸せな社会

1.地域社会と連携した包括的な健康促進
・統合⽬標: 健やかな⼦どもたちと笑顔溢れる家庭を⽀える持続可能な地域社会の実現を⽬指し、医療の質と地域社会との結びつきを強化する。
・地域社会の健康⽀援活動と協働プロジェクトを増やし、⼦どもと家族の笑顔を年間20%増加させる。

2.次世代医療技術と全従業員成⻑の促進
・統合⽬標: 次世代医療技術の開発と従業員の個⼈的成⻑⽀援を通じて、未来の医療サービスを先導し、職場環境を向上させる。
・Googleの2割ルールを活⽤し、従業員が⾃⼰啓発や新しいアイデアの研究に20%の勤務時間を割り当てることで、⾃らと部下の成⻑と教育を促進する。
・AI技術を⽤いた診断と治療プロセスの向上、従業員の満⾜度と多様性の尊重により、医療サービスの質と効率を⾼める。

まずは、高層マンションやイオン、ららぽーとなど商業施設出店が進む発展スピードの速い有明・豊洲・勝どき、東雲、塩浜の湾岸地域では、絶対的に小児科クリニックが不足していたため、豊洲院を2016年5月に開院しました。1院のみだった頃は、多くの患者さんに頼っていただくことに感謝しながらも、受付時間内に来院された方を全員診療するためには診察時間を短くするより他対応する方法がなく苦慮していました。

「有明みんなクリニック」有明ガーデン院・田町芝浦院
「有明こどもクリニック」豊洲院・勝どき院
「有明みんなクリニック」有明ガーデン院 皮膚科
も加わり、5院体制となり医療の受け皿が増えこの地域の医療は充実してきたように感じています。

また共働きのご両親が多いこの地域だからこそ、お昼休みがなくいつ来院されても受診できる体制を整え、土日診療、お仕事の終わった後にも通院できるように平日は21時まで「有明みんなクリニック」や「有明こどもクリニック」では診療をしています。

さらに我々はこの地域で、病児保育室を行う取り組みを行っています。現在、有明みんなクリニック・有明こどもクリニック・有明ひふかクリニックに通う患者様ご家族や、地域の皆さまからのたくさんのご署名もいただき、豊洲に場所を確保し2019年1月に「病児保育室フローレンス豊洲」がOPENいたしました。

江東区の認可病児保育施設の利用率が低いことの理由である予約の取りにくさや、感染症のお子さんを預かることができないことなどを解消して、インターネットで24時間予約可能、感染症のお子様もお預かりする、などの本当に必要な方が利用しやすい病児保育室になっています。

翌2月には、江東区より病児保育施設の増設予定が発表(私たちの病児保育室も引き続き認可を目指しております)され、子育て中のご両親にとって朗報となりました。

また「有明みんなクリニック 有明ガーデン院 皮膚科」は2020年8月には外見に自信を持つことで内面も元気になって頂きながらパパ・ママに貢献していくことを目的としながら診療しています。わたしたちは地域に寄り添った「元気な子供と親の笑顔があふれている社会」を目指しています。

ストラテジー:国内外で影響力のあるファミリークリニックグループの構築

大前提に、既存クリニックの維持・成長に注力し患者に365日毎日寄り添う姿勢を大切にします。患者が安心して通える「かかりつけクリニック」としての信頼を確立させます。

次に、デジタルトランスフォーメーション(DX)と人工知能(AI)の導入に常に挑戦しクリニックの運営や医療サービスの効率化を図り、患者に提供する医療の質を高めます。

さらに、医師やスタッフのスキルアップを図るため定期的に研修を開催し医療従事者の能力向上と地域の健康意識の向上を目指します。

また、ASEAN地域を中心としたグローバル展開を推進します。日本国外にも新たなクリニックを設立し、国際標準に準拠した医療サービスを提供。グローバル展開により、国内外での影響力を拡大し、認知度・貢献度を高めていきたいです。

これからのアクション

挑戦その1:医療が不足、又は医療水準がまだ低いところに、クリニック(小児科、産婦人科を含めた総合クリニック)を作りたい。
2023年2月にベトナムのハノイに東京ベイファミリークリニックを開院しました。 2034年(55歳)までに20院、8カ国以上。 ベトナム、マレーシア、インド、インドネシア、ブラジル、フィリピン、パキスタン、バングラデシュ、カンボジア、アフリカ複数国(タンザニア、ウガンダ、ナイジェリア、コンゴ民主共和国)など。

挑戦その2:途上国・人口増加地域で学校を作りたい。
日本の義務教育の変革を起こすために実績を作るのも兼ねて。2025年までに1校、2034年までに10校。

挑戦その3日本一、2人目、3人目を産みやすい産科病院を作りたい。
2023年末から2024年初旬にかけて。新しいモデルの産婦人科施設にも挑戦することを検討しています。

【兄弟がいること】
①兄弟が病室に入れない:核家族の中、急な陣痛により入院となるとお兄ちゃん、お姉ちゃんの預け先が確保できない時間帯があることによります。
②出産後の体力低下:退院後から兄弟の育児と家事の両方が始まりハードな毎日が始まります。

【産後うつによる自殺数増加】
現在、医学の発展に伴い妊娠合併症を理由に無くなる人は減少傾向です。一方で産後うつによる自殺数は増加傾向で、すでに妊娠合併症で無くなる人の数を自殺数が超えています。

【虐待問題】
報道でも増えていますが、子供の虐待は年々増える一方です。

そのため我々が目指す産婦人科病院は、
①完全個室による面会確保
②全例:予定計画出産+無痛分娩の提供
③産院退院後も宿泊し休める場所(産後院)との提携
④週数が近い妊婦さん同士のグループコミュニティー(6-8人)作り
⑤「こうのとりのゆりかご」TOKYOプロジェクト:乳幼児の置き去りなど赤ちゃんの虐待事件を減らす

以上の5つを柱としながら、1人でも多くの共働きの妊婦さん、特に2人目以降の出産においては、どこよりも優れた新しい産婦人科病院の在り方を目指していきます。

理事長 経歴

2003年獨協医科大学卒業
総合病院国保旭中央病院 臨床研修医
2005年国立成育医療研究センター 総合診療部 レジデント
2008年総合病院国保旭中央病院 小児科医員
2009年同 主任医員
国立成育医療研究センター 放射線診療部放射線診断科 臨床研究員 併任
2010年有明こどもクリニック 有明院 開業
2011年ひまわりキッズ有明 園医
有明小学校 学校医
2012年ひまわりキッズ有明の森 園医
2014年江東湾岸サテライト ナーサリースクール有明園 園医
2015年江東湾岸サテライト スマートナーサリースクール 本園 園医
さんいく保育園有明 園医
2016年有明こどもクリニック 豊洲院 開業
2017年江東湾岸サテライト スマートナーサリースクール 豊洲キャンパス 園医
グローバルキッズ豊洲5丁目保育園 園医
サンシャインキッズアカデミー インターナショナルプリスクール 園医
2018年有明こどもクリニック 勝どき院 開業
著書 失敗を経て来院者数300%アップさせた院長が教える
「クリニック経営の成功法則」amazonランキング1位(経営理論)
2019年病児保育質フローレンス豊洲 開設
有明みんなクリニック 田町芝浦院 開業
豊洲めぐみこども園 園医
キッズポケット豊洲保育園 園医
未来をつくるこどもクリニック 千葉テレビレギュラー
医療経営大学 学長
2020年有明ひふかクリニック 開業
有明みんなクリニック 有明ガーデン院 開業 
(有明こどもクリニック 有明院より移転)
キッズスマイル江東有明 園医
news TOKYO FLAG 東京MXテレビ 火曜レギュラー
番組内では「子育て先生」としてお悩み解決をしています。
2023年東京都江東区長選出馬
2024年柏みんなクリニック イオン柏院 開業
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