新型コロナウィルスの検査(PCR検査、抗原検査、抗体検査)の違い
新型コロナウィルス感染症によって、三密を避けるなど、日常で気を配らなければいけないことが増えてきています。
新型コロナウィルス感染対策として、皆さんも様々な対策をされていると思います。
手洗い・うがい・マスクは特にしっかりされているのではないでしょうか。
新型コロナウィルス感染症は、罹患すると発熱や咳、重症化すると肺炎になり入院管理が必要となることが知られています。一方で、気がつかないうちに新型コロナウィルスに感染し、自然に治っている方もいらっしゃいます。こういった、高熱や肺炎になっていない方が、実は感染していたかどうかを調べることができる検査が抗体検査になります
豊洲院院長の のりちゃん先生のYouTubeチャンネルです。
抗体検査についてとても分かりやすく解説しております。
ぜひご覧ください。
新型コロナウィルス感染症には大まかに2種類の検査があります。
「“今” 感染しているかどうか」がわかる検査
・PCR検査
・抗原検査
どちらも「今感染しているかどうか」がわかる検査です。鼻の奥の粘液や痰、唾液から検査が可能です。熱がある場合や咳などで呼吸が辛い場合はPCR検査や抗原検査で原因を調べた方が良いでしょう。なお検査の感度(どのくらい検査で病気を見つけることができるか)はPCRの方が高いことがわかっています。
「“過去” に感染していたかどうか」がわかる検査
・抗体検査
元気な方が、「過去に感染していたかどうか」を調べることができる検査です。こちらは少量の血液で検査をすることができます。結果も数分でわかるので、検査した日に結果をお伝えすることができます。
抗原検査と抗体検査は、今後はクリニックや診療所レベルで簡便に受けられるようになってくるでしょう。
抗体検査で陽性であれば、「過去に新型コロナウィルスにかかったことがある」ことがわかります。体内で抗体を持っていれば、今後新型コロナウィルスには感染しない、もしくは感染しても軽症で済むかもしれません(十分なデータがまだないため、断定はできません)。
麻疹や風疹では、一定値以上の抗体値をもっていれば、その感染症にかかりにくいことがわかっています。
今後、PCR検査に加え、抗原検査と抗体検査の結果が蓄積されて、抗体検査が陽性であれば再感染のリスクを下げられる報告がでることを期待しています。
当院では、近日、新型コロナウィルス感染症の抗体検査を開始する予定です。
→ 5月20日(水)より、抗体検査を開始いたします。
詳しくは「新型コロナウイルス抗体検査(IgM & IgG)」ページをご覧ください。
→ PCR検査をご希望の方は、
詳しくは「新型コロナウイルスPCR検査(法人可)」ページをご覧ください。
非常事態宣言が解除され、元の日常生活が戻ってきます。そのような中で、新型コロナウィルス感染症にご不安をお持ちの方も多いと思います。
この抗体検査が、皆様が安心して生活できる日常の助けになれば幸いです。
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