メニュー

小児アレルギー|アナフィラキシー

アナフィラキシーとは

「アナフィラキシー」とは、アレルギーの原因物質が体内に入ることによって、一つの臓器にとどまらず複数の臓器に強い症状が現れる過剰反応のことです。循環器、呼吸器、消化器神経症状と全身に自覚・他覚症状が現れ、血圧低下や呼吸困難、意識障害などに進展する「アナフィラキシーショック」が起こると、命にかかわる危険な状態に陥ることもあります。
アナフィラキシーでは、アレルゲンが体内に入った後、短時間に激しい症状が現れます。症状が出るまでの時間は、アレルゲンの種類や個人差がありますが、数分で重症に至る場合もあるため、迅速かつ適切な対応が必要です。最も多い症状は、蕁麻疹や赤み、かゆみなどの皮膚症状で8~9割の患者さんにみられ、続いて呼吸器、消化器、循環器など全身に渡る症状が複数かつ同時に起こるのがアナフィラキシーの特徴です。

 

アナフィラキシーショック

 

アナフィラキシーの症状

自覚症状は

  • 不安感、無力感
  • 動悸、胸が苦しくなる
  • 鼻が詰まる、喉や胸が締め付けられる
  • 吐き気、頭痛、口の中の違和感、便意や尿意をもよおす
  • 皮膚のかゆみ
  • 唇・手足の痺れ、耳鳴り、めまい、目の前が暗くなる

他覚症状は

  • 冷や汗
  • 血圧低下、脈拍が弱くなる、チアノーゼ
  • くしゃみ、咳発作、呼吸困難、ゼーゼー・ヒューヒューという呼吸音
  • 嘔吐、下痢、糞便、尿失禁
  • 皮膚が白くなるまたは赤くなる、蕁麻疹、まぶたや口の中の腫れ
  • けいれん・意識障害

アレルゲン

  • 食品(最も多い)鶏卵、乳製品、小麦
  • 食品 落花生、そば、果物、大豆 いくら
  • 昆虫 アシナガバチ、スズメバチ、ミツバチに刺される
  • 医薬品 ペニシリンなどの抗生物質、アスピリンなどの解熱鎮痛薬 検査に陥られる造影剤、麻酔薬なども
  • ラテックス ゴム靴、ゴム風船、手袋やカテーテルなどの医療用具
  • 運動 運動中または直後にアナフィラキシーを起こす「運動誘発性アナフィラキシー」

発生時の対応

過去にアナフィラキシーを起こした児童については、具体的な症状や時期を家庭だけでなく学校にも共有することが必要です。食物アレルギーは原因となる食物を除去することが必要ですが、症状の程度には個人差があり、除去する範囲や方法、期間については自己判断せず、医師の診断書や指示書に基づいて対応しましょう。有明こどもクリニック勝どき院、豊洲院、有明院では、原因と思われる食品を食べてもらい症状の有無を確認する「食物アレルギー負荷試験」も行っており、小児科医の診断の元、お子様の成長を妨げずご家族にも負担の少ない方法をご提案しています。

日頃から充分に対策していても、誤食などにより思わぬ時にアナフィラキシーが起こる場合があります。例えば、「植物依存性運動誘発アナフィラキシー」は、アレルギーの原因物質となる食物を取り、約4時間以内に激しい運動をしたときに発症します。運動量の多い小学校高学年からの児童に多いので、学校や部活での活動中の発症に備えが必要です。
「口腔アレルギー症候群」は、原因物質の果物類などを食べたり、ジュースを飲んだりして口の中にアレルゲンが触れたときに、唇・口の中・のどなどに痒みやピリピリ感や腫れ、蕁麻疹などの皮膚症状、気管支喘息症状が出て、時に過剰反応しアナフィラキシーショックに至ります。

学校で児童がアナフィラキシーを発症したときには、症状に応じた適切な対応が必要です。アドレナリンの自己注射薬「エピペン」など発症に備えて医師から医薬品が処方されている場合には、その管理やもしもの場合の取り扱いについて、ご両親、本人、学校医と事前に充分に話し合っておきましょう。アナフィラキシーは、わずか数分で心停止に至る場合もあり、アドレナリンの投与が早ければ早いほど救命率が高くなります。お子様本人が「エピペン」を注射できない状態にあるときはその場にいる先生などが代わりに対応してください。この場合、人命救助の観点から医師法違反などによりその責任を問われることはありません。

 

「パンケーキシンドローム」によるアナフィラキシーについて

TBSビビットで取材されたアナフィラキシーの例です。

勝どき院での取り組みをご紹介

勝どき院 植松院長有明こどもクリニック勝どき院でも、気管支喘息、アトピー性鼻炎、食物アレルギーなどのアレルギー疾患に対応しています。例えばこれまで「どうもうちの子は風邪をひくと咳が長引くな」と思っている方なども、喘息の可能性が高いので一度受診をオススメします。ちなみに、普通に聴診するだけでは喘息かどうかは分からないことがあります。すでに受診されている方はお気づきかと思いますが、そう! あれを使いながらもしもしをするんですよね!気になる方は是非当院までおたずねください。

有明こどもクリニック勝どき院 院長 植松浩司

勝どき院のトップページへ
勝どき院院長 植松浩司先生 プロフィール

関連ページ

お子様のアレルギーについて

食物アレルギー

花粉症(舌下免疫療法)

トップページに戻る

HOME

スマートフォンに対応しています。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME