おちんちんのケアどうしてますか?
「先生、こどものおちんちんが赤いんですけど、大丈夫ですか」
「おちんちんのケアってどうしたらいいですか」というお母さんたちの声を聞くことがあります。
男の子のお子さんがいるお母さんならではの悩みですよね。
今回はそんなお母さん方へ、ケア方法についてお伝えさせていただきます。
あかちゃんのおちんちんは、皮にすっぽりと覆われた状態です。
このように亀頭部がすっぽりと皮に覆われている状態を『包茎』と言います。
亀頭部とくっついた包皮の部分は成長と共に少しずつ剥がれてきます。
なにもせずに自然とむけてくるのが理想ですが、むけやすくするようにお父さん・お母さんに少しお手伝いをしていただく必要があります。
そこで3つのPointをまとめました***
【Point 1】
あかちゃんの時から1日に1〜2回 こどもが痛がらない程度の強さで、包皮をおちんちんの根元の方へ伸ばしましょう。
無理に皮膚をむこうとすると皮膚が切れてしまったり、細い部分が戻らなくなってしまったりということもあるので、毎日無理のない程度に少しずつむいていくことが大切になります。
包皮がむけて亀頭が完全に出た場合、お子さまが痛がってお母さんたちも慌てがちですが、落ち着いてゆっくりと戻しましょう。
そのままにしておくと亀頭が締め付けられてさらに腫れて痛くなってしまうので、どうしても戻らない時はご受診ください。
【Point 2】
正しい方法でおちんちんを洗いましょう。
徐々に包皮がむけてきたら、お風呂の際に少しずつむきながら洗っていきましょう。
包皮をむいた状態で、あとはシャワーの圧を利用して洗い流してください。
そして、洗ったあとは包皮はそのままにしておくと痛いので、必ず元の状態に戻してください。
【Point 3】
おちんちんを汚れた手で触らないように声をかけましょう。
幼児期になると「うんち」や「おちんちん」などに興味をもち始め、自分のおちんちんをやたらといじったりもします。
特に汚れた手でそのままおちんちん触ってしまうと、ばい菌がついてしまうので、見つけた時には「大切な場所」ということを伝えいきましょう。
上記3つのポイントを意識した上でケアしていただければと思います。
もし、おちんちんが赤く腫れている状態を発見したらまずは【Point 2】に記載したケア方法を実践し、清潔を心がけてください。
それでも症状が改善しなかったり、赤く腫れ上がっておしっこが出ない、おちんちんを痛がってお熱がある時には尿路感染のこともあるので受診をお願いします。
分からないことがあれば遠慮せずにまたご質問くださいね♫
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