初めての小児科Q&A

看護師さんに聞いてみました!初めての小児科Q&A

ママになって誰もが直面する「初めての小児科」問題。
そこで、今回は、多くのママやパパが疑問に思う小児科受診にまつわる疑問や不安点を、有明みんなクリニック・有明こどもクリニックの現役看護師がQ&A方式で分かりやすくお答えします。

Q1. 小児科っていつから行っていいの?

生後1ヵ月は新生児科と言われていますが、実際には小児科でもOK。保険証がまだ届いていなくても、受診できます。保険証が無い場合は、一旦自費負担での診療となりますが、月内にクリニックにお持ちいただければ、差額返金をさせていただきます。

Q2. 妊婦やママも行って平気ですか?

もちろんです。産まれたての赤ちゃん(3ヵ月くらいまで)は、ママの免疫をもらっているので、実はあまり感染症などにかかる心配はないのですが、当院では妊婦さんや小さな赤ちゃん連れの方は、受付にて別室にご案内しています。またお薬も、妊婦さんに影響のないものをご説明の上処方していますので安心してご受診ください。

妊婦さんも赤ちゃんも小児科で受診できます

Q3. 小児科はケガや火傷でも行っていいの?

救急車を呼ぶほどでないけれど、ケガをしたという場合も小児科にかけつけてOK。出血がひどかったり、傷口が深く縫合が必要な場合などは、クリニックで初期の処置をしてから専門の病院をご紹介しています。

専門の病院へ紹介や搬送をする場合は、例えばアレルギーなどのアナフィラキシーショックの場合アドレナリンを注入し症状を落ち着かせたり、RSウイルスなどでゼイゼイと酸素が不足している場合は酸素を補いながら専門病院へ搬送します。

Q4. 子供は何歳まで小児科で受診可能ですか?

これまでは15歳くらい(中学生まで)が小児科の対象年齢でしたが、日本小児科学会では、「子どもが成人するまで(20歳まで)見守る」というガイドラインをH18年に決定しました。また、当院のように内科も併設している小児科もありますので、その場合は大人になっても受診が可能です。

有明こどもクリニックではご両親も一緒に受診できます

Q5. 気になる場合は連日通ってもいいの?

はい。気になることがあれば何度でもぜひ受診してください。「治りが遅いように感じる」「他の症状に気が付いた」なんとなく気になって不安なこともお話ください。特に小さな子は一晩で症状が悪化することもありますし、薬が合っていない場合も。気になることは医師や看護師に気軽にご相談ください。

Q6. 小児科と内科の違いは何ですか?

一見似たような症状に見えても、子どもと大人では、ケアや治療方法が異なるケースも。特に、処方薬については、子どもの場合は制限が多いので、適切な知識や判断に基づいたより慎重な選択が必要となりますので、子どもはできるだけ小児科を受診しましょう。また、小児科では待合室に絵本やおもちゃなどが用意されていたり、授乳室やおむつ替えが完備されているなど、子どもにもママにとっても居心地のいい空間となっています。

お子さんが楽しく通院できる工夫がいっぱい!

Q7. 病気じゃないけれど、子どもの便秘やおねしょ、発達相談でも行って平気ですか?

もちろんです。実際、便秘は0歳児からとても多いもの。うんちがあまり出ていないなと思ったらお早めの受診をおすすめします。

おねしょは病気だと思っていない方も多いと思いますが、生活指導やお薬で改善します。たとえば、小学生になってお泊り学習のために来院されるケースもあります。

発達相談に関しても、まずは他の症状で来院した際にでも良いので気軽に医師や看護師にお声をおかけください。当院での受診はもちろん、更に専門的な対応が必要な場合は専門機関への受診をご紹介することもあります。

上記以外でも、少しでも気になることがあれば、まずはかかりつけの小児科に相談してみてくださいね。有明みんなクリニック・有明こどもクリニックではお子様の病気だけでなく、お母さまの子育ての不安や疑問などのサポートもさせていただいております。

Q8. 赤ちゃんのとまらない鼻水、家で安静にしていれば治りますか?

残念ながら、まだ自分で鼻をかめない赤ちゃんの場合の鼻水は自然には治りにくいので、小児科や耳鼻科に行くのが一番です。通称「鼻吸い」と言いますが、当院ではチューブで吸引する吸入器で、鼻の奥まで吸引することができます。鼻がつまっていると呼吸がしずらく、よく眠れずぐずりの原因にもなります。ご自宅でも、お風呂上りなどに補助的に使える鼻吸い吸引機もあります。

Q9. 1回の予約で兄弟をまとめて診てもらえることはできますか?

ご兄弟でいらしたときは、一緒に診療室に入っていただき診療することが多いです。有明みんなクリニック・有明こどもクリニックでは、ご予約の際に、2人分の予約をとっておいてご兄弟や親御さんと合わせて診療することも可能です。

Q10. パパや祖父母がママの代わりに小児科に連れて行く際の注意点はありますか?

いつもお子様を見ていない方が代わりに連れていく場合は、今までの症状のメモ(吐いた、よく寝たか、発熱、咳などの症状と時刻など)とお薬手帳(他院でお薬を処方されている方は必須)をお持ちいただければ万全です!

今までの症状経過

ママにとって初めての小児科はドキドキですよね。子どもはもちろん、家族の健康を気軽に相談できる“かかりつけ医”を見つけておくと、とても心強いですよ。

子供の一般的な病気・病状

当院では、発熱、風邪(かぜ)、頭痛、結膜炎、鼻水・鼻づまり、のどの痛み、咳(せき)、下痢・嘔吐、腹痛、中耳炎、ひきつけ(けいれん)などの症状や、以下の多岐にわたる小児科一般の病気を診断・治療しています。

呼吸器疾患

  • 気管支炎
  • 喘息(ぜんそく)
  • 肺炎、急性喉頭炎(クループ症候群)
  • 細気管支炎 など

伝染性疾患

  • 水痘
  • 麻疹、風疹
  • おたふくかぜ など

消化器疾患

  • 胃腸炎
  • 便秘 など

慢性疾患

  • 鉄欠乏性貧血
  • 便秘
  • 肥満
  • 夜尿(おねしょ) など

子供の一般的な病気・病状(動画)

【利用者のクチコミmemo】

  • 「0歳の頃からずっとかかりつけ医として有明こどもクリニックで診てもらっているので、過去の病歴や薬の相性などカルテがあるのは心強い。同じ時期に喘息になったことがあり、毎年“この季節は注意しましょうね”などと声掛けしてもらえるのはありがたいです!」(港区・5歳男の子のママ)
  • 「産後に体調を崩してしまったのですが、引っ越してきたばかりで近くに私の内科かかりつけ医がなかったので、有明こどもクリニックへ。診察中は赤ちゃんを抱っこしてくれたり、授乳中でも飲める薬を丁寧に説明して処方してもらいました。小児科でも診てもらえるのか!と驚いたのを覚えています。予約もネットで手軽に出来るので、今では主人を含む家族分の診察カードを作っています」(江東区・2歳女の子のママ)

有明みんなクリニック・有明こどもクリニックの取り組み

小暮裕之先生

お子様の体調不良、日常的なケガなどお子様の体調に関することを全般を受診いただけるのが小児科クリニックです。

また有明こどもクリニックでは、「痛くない注射」「頑張ったご褒美のカプセルトイ」などお子様の不安や痛みを軽減する小児科ならではの工夫ノウハウで患者さんをお迎えしています。

有明みんなクリニック・有明こどもクリニック理事長 小暮裕之先生 プロフィール

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