お家でのお肌のケアはどうしていますか？

こんにちは。

今日はお子さまのお肌のケアについてお話ししたいと思います。

⭐️こどものお肌はつるつるすべすべ❓

赤ちゃんやこどものお肌はつるつるすべすべのイメージなのに、どうしてウチの子こんなにカサカサなんだろう…とご心配のパパママも多いかと思います。

こどものお肌はデリケートで、生まれて1〜2ヶ月はホルモンの影響で皮脂の分泌が多いのですが、その後10歳くらいまでは皮脂が少なく、保湿機能、バリア機能が弱い状態が続くため、普段からの保湿がとっても大切なのです。

⭐️どうして保湿が大切なの❓　

お肌は、全身を守ってくれるバリアです。

お肌がカサカサでバリア機能が弱くなっていると、アレルギーの元がお肌から入ってしまい、アトピー性皮膚炎だけでなく、食物アレルギー、さらには喘息や花粉症など、全身のアレルギーも起こることが分かってきました。（アレルギーマーチ、といいます）

赤ちゃんの時からお肌をしっかり保湿してあげることで、これらを予防できる可能性が注目されています。

⭐️お家でのケアはどうしたらいい❓

クリームやローションでのケアももちろん大切ですが、お風呂でのからだの洗い方やしっかり流す事も大切です😊

お子さまのからだを洗う時はナイロンタオルなどでゴシゴシしたりせず、普段お使いの石けんをよく泡立てて、パパやママの手で優しくなでる様に洗ってあげて下さい。

汚れのたまりやすい首回り、脇の下、肘や膝の曲がる部分は少し念入りに洗い、すすぎもしっかり流してあげて下さいね。

⭐️保湿剤の塗り方は❓　

まずはお風呂上がり、身体を拭いて肌がしっとりしているうちに。

そして、朝のお着替えの時、お出掛け前などに塗ってあげるのも良いでしょう。

お顔はもちろん、からだ全体、首回り、脇の下、肘や膝の曲がる部分などはシワを伸ばして丁寧に塗ってあげる事もポイントです。

◎塗る量の目安としては…

🍀軟膏・クリーム→大人の人差し指、指先から第一関節までチューブから出した長さで大人の手のひら2枚分の広さ

🍀ローション→手のひらに1円玉の大きさで大人の手のひら2枚分の広さ

…と覚えて頂けたら分かりやすいと思います。

⭐️お家での保湿剤ケアをして頂く事でお肌のトラブルをぐんと減らす事が期待出来ますが、湿疹が出来てしまったり心配な症状がある時にはどうぞお気軽に医師へご相談ください。

◎当院では往診やオンラインでの診療、お電話での処方箋発行も致しております。
お肌は見てもらいたいけど、この時期受診するのはちょっと心配…という方はどうぞご利用下さい。

◎豊洲院では、平日朝8:30より診療を開始しております。

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