アナフィラキシー、アナフィラキシーショック
Point! 意識障害や呼吸苦があるなら、迷わずに救急車を!
【どんな病気?】
アレルギーの原因となる物質(食べ物、ハチの毒など)が体に入り、複数の臓器や全身に症状がでることを「アナフィラキシー」と呼びます。その中でも血圧の低下や意識レベルの低下、失神など、重症の場合を「アナフィラキシーショック」と呼びます。
【症状】
- 皮膚症状:蕁麻疹、発赤、かゆみなど
- 消化器症状:下痢、嘔吐など
- 呼吸器症状:咳、喘鳴、呼吸困難など
- 循環器症状:血圧低下、意識障害など
上の1~4症状のうち、2項目があると「アナフィラキシー」という診断になります。
また、激しい血圧の低下によるショック状態、意識レベルの低下を「アナフィラキシーショック」と呼びます 症状は原因となる物質が体に入ってから、約2時間以内に出現します。しかし、まれですが遅く出現することもあり、72時間以内は注意が必要です。
治療
ショック状態(ぐったりしている、意識がないなど)や強い呼吸異常(声が出ない、息苦しい)、頻回の嘔吐・下痢出現したら迷わずに救急車を呼びましょう。アドレナリン自己注射薬(エピペンⓇ)を持っている方は速やかに使用しましょう。持っていない方は、受診時に処方してもらいましょう。蕁麻疹などの皮膚症状、軽い咳・嘔吐・下痢とでも受診をお勧めします。
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