小学校教員として不登校と長年関わり、退職後はスクールカウンセラー、私塾、不登校の親を対象とした通信講座など、不登校解決に尽力されている森田直樹先生。

今回は森田先生に、ご著書「不登校は1日3分の働きかけで99％解決する」（リーブル出版）、「コンプリメントで不登校は治り、子育ての悩みは解決する」（小学館）から、不登校が治る具体的な方法論「コンプリメント」を中心に、親子関係をテーマにお話を伺いました。

森田先生は、「不登校を治すには”自信”が必要」とおっしゃいます。「自信」という言葉は誰もが知っている言葉ですが、森田先生は、家庭における「親からの愛情と承認」と定義されます。子どもの心の中には「自信の水」が入ったコップがあり、愛情と承認が足りないと、コップの水はどんどん減り、最後は空になってしまう。空になってしまった状態が不登校、とお話されます。

なるほど。。「自信の水」が入ったコップ。非常にわかりやすい。

でも、一体どうしたら子どもが自信をつけることが可能になるのでしょう。もちろん具体的な方法をお聞きしました。キーワードは「コンプリメント」です。

「コンプリメント」とは、子どもの気付いていない「よさ」（リソース＝資源）を、親の愛情（私は嬉しい）と承認（あなたには力がある）の言葉で気付かせること。「したこと・できたこと」を見つけ、「あなたにはーの力がある」、「ーの能力がある」など言葉がけをする、さらに、どんな言葉がけをしたかを記録する、などとてもシンプルな方法論です。

今すぐにでも行動を起こしたくなる、具体的な方法論をインタビューでお聞きしました。ぜひお聞きいただきたいです。森田先生の歯に衣着せぬ物言いに、きっとファンになってしまうでしょう。

もちろん、書籍「不登校は1日3分の働きかけで99％解決する」（リーブル出版）、そして「コンプリメントで不登校は治り、子育ての悩みは解決する」（小学館）もぜひお手にとっていただきたいです。前者が理論編、後者が実践編、と考えると読みやすいのではないか、と思います。

それでは、早速、インタビューお聞きください！

前半


後半



【スペシャルゲスト】
森田直樹
スクールカウンセラー
昭和27年生まれ。香川県公立小学校から瀬戸内短期大学准教授を経て、前香川県公立小中学校スクールカウンセラー・前香川大学教育学部附属坂出学園スクールカウンセラー・四国少年院篤志面接委員。鳴門教育大学大学院学校教育修了・香川大学大学院学校臨床心理修了。教育学修士。「キッズカウンセリング寺子屋教室」主宰。

「キッズカウンセリング寺子屋教室」
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【書籍紹介】
「不登校は1日3分の働きかけで99％解決する」（リーブル出版）
「コンプリメントで不登校は治り、子育ての悩みは解決する」（小学館）

ナビゲーター　木下晃伸